お葬式の日程決定に際してのポイント

お通夜や葬儀の日程を、限られた時間内で速やかに決定するためには、幾つかの注意点があります。たとえば一般的なイメージとして、故人が亡くなった翌日に通夜、その翌日が葬儀と告別式という流れが思い浮かびますが、全てがこの限りではありません。地域によっては逝去から数日後に通夜という風習がみられるケースもありますのでよく確認しておきます。

ちなみにお葬式の日程の決定上、最も重要なポイントとなるのが、宗教者すなわち僧侶、神主、神父の都合、火葬場の空き状況、参列予定者の都合、これら3つです。僧侶の読経を始めとする、各宗教の儀礼に沿った葬儀の場合、当日立ち会える宗教者の確保が必要です。また葬儀会場から最寄り、あるいは移動に負担の少ない火葬場を、希望日時に沿って押さえておかねばなりません。法律上火葬が義務付けられている以上、火葬場の予約無くしてお葬式は執り行えません。

そして遠方からご足労いただく参列者の都合や、友引との兼ね合いなどにも配慮をします。世間の連休などに重なった場合、交通機関の大混雑や宿泊場所の確保の問題など、参列者に大きな負担となるリスクが高まります。また友引は一昔前と比較して、気にする人達は減少傾向ですが、それでもお葬式に関しては回避が賢明です。

こうした日程調整に関しても、葬儀業者の担当者との打ち合わせと、業者側が火葬場の空き状況など。必要な情報を収集確認する作業との同時進行で、最終的な日時を絞り込む流れとなります。少しでも早く参列予定者の都合など、家族サイドでなければ確認が取れないデータを明確にした上で、担当者に速やかに伝える対処が望まれます。全ての参列予定者の都合や希望に添った日時の決定は現実不可能ですが、たとえば第一希望が叶わずとも、代替案の中で譲歩可能なものが見られれば、必要以上に長考に入ってしまわず、臨機応変に判断を下す姿勢も大切です。たとえばあれこれ迷うばかりの時間を過ごしてしまう間に、火葬場が他の予約で次々と埋まってしまっては本末転倒なので注意します。